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株式会社 白岩工務所

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仕様書

比較仕様書

 

当社が住宅を建築する際に使用している材料・施工方法と、一般的な工法を分かりやすく表にまとめました。(この比較はあくまでも一般的な工法との比較です、便宜上分かりやすくするために他社・ハウスメーカーとさせて頂きましたが社名を限定するためのものではありません。)


当社仕様
(ハイグレード)
当社仕様
(標準仕様)
一般的な在来工法
木造住宅
基 礎 鉄筋コンクリート耐圧盤
ダブル配筋 200mm厚
鉄筋コンクリート耐圧盤
ダブル配筋 200mm厚
布基礎
土 台 桧 無垢材 桧 無垢材 防腐剤注入土台(米栂)
桧 無垢材 桧 無垢材 集成材(米栂)
屋 根 カラーステンレス板0.4t
銅板0.4t 瓦
カラーベスト
ガリバニウム鋼板
カラーベスト同等品
外 壁 ラスモルタル 窯業系サイディング 窯業系サイディング
サッシ 高性能断熱サッシ
ガラス 防犯ペアガラス ペアガラス ペアガラス
屋根断熱 2重屋根通気工法
スタイロエース65t+30t
外断熱
グラスウール200t+換気棟
+下部防湿フィルム
ロックウール50t
グラスウール50t
壁断熱 外断熱
スタイロエース30t
+グラスウール100t
外断熱
スタイロエース15t
+グラスウール100t
ロックウール50t 75t
グラスウール50t
基礎断熱 基礎断熱
スタイロエース30t
基礎断熱
スタイロエース30t
床断熱
無し
室内建具 無垢天然木 及び
天然木合板+低刺激塗料
非塩ビ系樹脂シート 使用
既製品建具
既製品建具
室内天井 無垢天然木 ビニールクロス
低ホルムアルデヒド系
ビニールクロス
低ホルムアルデヒド系
室内壁 珪藻土
薩摩土
無垢天然木
ビニールクロス
低ホルムアルデヒド系
ビニールクロス
低ホルムアルデヒド系
無垢フローリング フローリング合板 フローリング合板
気密シート
(屋根・壁・床)
ポリフィルム 0.4t ポリフィルム 0.2t 無し

※現場の状況によって材料や工法が変わる場合が有ります

 

 

 

耐震について

 

 

阪神淡路大震災以来、在来の木造住宅が地震に弱いという悪いイメージが、新聞等のマスコミによって植えつけられていますが、決してそんなことはないと思います。

 

その後に起こった島根沖地震では、阪神淡路大震災と同じ規模の地震にも関わらず倒壊した木造の住宅はほとんどありませんでした。同じ瓦屋根の家が多かったにもかかわらずです。

それには、理由があります。

同じ瓦でも島根では神戸のように重い土は使わず桟に止める工法でかなり屋根が軽いのが一つの原因です。

そして雪が多い地域なので柱等の構造材が太いということがありました。

さらにはメンテネンスがよく行き届いていて、神戸のように土台や柱の根本が腐ったまま放置されていたという家が、ほとんどなかったということです。

 

神戸でも木造3階建ての住宅は1軒も被害にあっておりません。

 

木造3階建て住宅は法律により構造計算が必要になり、強度に見合った太い柱、 ホールダウン金物等による基礎との緊結、ベタ基礎と呼ばれる鉄筋コンクリートの耐圧盤。建築年月が新しいので土台等の腐れが皆無。

 

このようにしっかり建てれば木造の在来軸組工法でも、大震災の様な場合でも、十分にたえられることが証明されています。

上記のような事をふまえて、当社で設計施工する木造住宅は、2階建て3階建て問わず、すべて鉄筋コンクリートの厚さ 20cmの耐圧盤 (鉄筋ダブル配筋)で基礎工事を行います。

 

少しオーバースペックなのかもしれませんが、耐震性を考えると譲れない部分です。

(左)ホールダウン金物の使用

(右)土台、柱は強度と耐久性に

優れた桧を使用しています

建築基準法告示
木材の基準強度 Fc Ft Fb 及び Fs を定める件
2000年5月30日 建設省告示 第 1452 号
樹種 区分 等級 基準強度(単位1㎡につきニュートン)
Fc Ft Fb Fs
桧(ひのき) 甲種構造材 1級 30.6 22.8 38.4 2.1
米栂(べいつが) 甲種構造材 1級 21 15.6 26.4 2.1

上記の表により米栂より桧を使用した方が強度的にも優れていることが分かります。

 

 

 

外断熱について(高気密・高断熱住宅)

 

高断熱高気密住宅(外断熱工法)とは 簡単に言ってしまうと家全体が大きな魔法瓶です。

一般的な住宅は外壁の内壁の間にある 柱と筋交いの隙間をロックウールなどを詰め込み断熱します。この工法ですと冬場は外壁と内壁の温度差が発生し断熱材があるにも関わらず壁の内側に結露が発生する可能性が有ります。

それに対して外断熱は 壁の外側をスタイロエースなどの断熱材で断熱し、さらに壁の内側にロックウールを使用しダブルの断熱をすることにより 壁内温度差がなくなり、壁内結露も無いと言われています。

当然、 断熱性も高くなりますので 冷暖房費も抑えられる省エネルギー住宅なのです。

鉄筋の施工が終わりコンクリートを流し込む前です

基礎の外側にもスタイロエースにて断熱します。

外壁の内側にスタイロエース(水色の部分)で

断熱をしています。

外断熱住宅のメリット

 

1,  熱が逃げにくく、省エネルギー

2.  気密性が高くなる

3.  住宅内部の温度差が少なくできトイレや浴室にはいると寒い(暑い)と感じる事が少ない

4.  ペアガラスを使用することでさらに遮音効果が上がる

5.  結露しにくく、家全体の耐久性が上がる

 

 

デメリット

 

 一見良いことばかりに思える外断熱住宅ですが誤った設計や施工で逆にデメリットもあります。

 

1,  保温効果が高いので西側に大きな窓を作ることにより西日の影響で室温が上がりすぎる

2,  気密性が高いことから新築時土台等に防腐剤・防虫剤を使用すると

   家全体に気化ガスが充満する可能性が有る

3,  外断熱の断熱材により、通常の壁より壁厚が厚くなる。

 

 

住宅の気密性能試験結果

 

気密性能グラフ

2009年10月 当社施工の世田谷区の住宅で気密性能試験を行いましたので結果を記載します。

試験結果

相当隙間面積 0.34c㎡/㎡ という結果を得ることが出来ました。

(建物の床面積1㎡あたり僅か0.34c㎡の隙間しかないことになります。)

 

ちなみに 次世代省エネルギー基準での相当隙間面積の基準値は

Ⅰ〜Ⅱ地区気密性能レベル 2c㎡/㎡(Ⅰ地区=北海道 Ⅱ地区=青森県・岩手県・秋田県)

 

Ⅲ〜Ⅵ 地区気密性能レベル 5c㎡/㎡ (その他の県 東京はⅣ地区)

次世代省エネルギー基準を遙かに超える高い気密性能であることが証明されました

 

 

 

省エネルギー空調システム

当社独自の"蓄熱空調システム"を開発しました。

 

当社独自の蓄熱空調システムで特許取得出来ました。(特許第5351210号)これは夏の暑さを冬に利用し 冬の寒さを夏利用するシステムです。※詳細は当社までお問い合わせ下さい。

 

 

 

 

 

 

当社独自の"新空調システム"今回は
一切電力を使用しない方法が実現出来ました。

 

 当社独自の省エネルギーの空調システムをさらなる省エネルギーを目指して今度は一切の電力を使用しなくても空気を循環させることが出来るシステムが実現でき特許取得出来ました。(特許第5084407号)※詳細は当社までお問い合わせ下さい。

 

 

 

 

当社独自の"新空調システム"省エネルギーが実現しました。

 

 一年中温度変化の少ない地熱を利用して夏場は涼しく。冬は太陽熱を利用して暖かく出来ます。自然エネルギーを有効利用することで省エネルギー空調システムを実現しました。

上記、建物空調システムが平成19年3月27日に特許取得出来ました。(特許第3944181号)※詳細は当社まで問い合わせ下さい。

 

 

 

 

当社独自の"新空調システム"でさらなる省エネルギーが
実現しました。

 

 平成19年3月27日に特許取得 特許第3944181号の省エネルギーの空調システムがさらにグレードアップ 冬の暖房力が飛躍的にアップしました。

 

 

 

 

 

建物空調システムとして特許出願中した建物空調システムが
平成23年10月28日に特許取得出来ました。(特許第4851147号)

 

 一年中温度変化の少ない地熱を利用して夏場は涼しく。冬は太陽熱にて熱せられた屋根の熱を利用し従来仕様に比べてさらに暖かく省エネルギーが実現しました。

健康住宅

 

一般的に言われている健康住宅とは 壁には珪藻土、天井などに天然木材を使用して建築された住宅と思われているお客様が多いのですが、確かに壁や天井の仕上げ材も重要ですが、当社は柱や土台も重要と考えます。

なぜなら、土台や柱に使用される木材の樹種によっては腐りやすい特性を持った物も存在します。

そのために、あらかじめ防腐剤を注入した木材を使用したり、現場にて防腐剤を塗布して仕上げます。

木が腐るのを防ぐ防腐剤、シロアリを寄せ付けない防虫剤、などを建材として使用した住宅が人間に対して無害とは言い切れないからです。ましてや防腐剤の効力は10年と言われています。

 

対して当社では桧(ひのき)の無垢材を積極的に使用しています。

桧にはヒノキオールと言う成分が人間の健康にプラスに働き、さらにはカビや虫を寄せ付けないと言われております。

本当の健康住宅は土台や柱にの見えない部分の建材にも健康的な素材を使用するべきと、考えます。

 

下記の表は住宅金融公庫の技術基準です

表の(イ)内容から ひのきなどを使用すれば防腐処理が必要ないことが分かります。

住宅金融公庫技術基準より
基準(住宅の耐久性確保に関するしゃく置)
第11条 外壁に接する土台を木造とする住宅は、次の各号に適合するもので無ければならない。
地面から外回りの基礎の上端までの高さが40cm以上であること。
土台は次のいずれかに該当するもの又はこれと同等以上の耐久性を有するもので、柱をゆうする構造のものにあっては、柱と同じ寸法以上のものであること。
ひのき、ひば、べいひば、こうやまき、くり又はけやき並みにこの号に掲げる樹種を使用した構造用集成材  (桧だからできる防腐剤使用ゼロ)
工場においてあらかじめ防腐剤の浸せき、塗布その他これに類する防腐処理を施した製材  (シックハウスの原因 防腐剤)
※”白岩工務所”の柱、土台、筋交い、間柱は桧を積極的に使用しています。

新聞記事

 

たしかに、桧の家は良いのは分かるけど「値段が高いのでは・・・?」と、お客様から良く聞きます。 桧は高いというイメージが多いのですが、実はびっくりするほどの差はないのが現状です。建坪40坪ほどの住宅で土台・柱・筋交い・間柱などを米ヒバで建てた場合と国産桧を使用した場合の金額の差は実は10数万円ほどなのです。(金額は家の仕様により多少異なります)何千万円の中のわずか10数万円ぐらいなのです。 この事を証明する大変興味深い新聞記事が有りましたので掲載します。

毎日新聞 平成16年5月7日 夕刊

「住のヒント(上) 国産材で家づくり」

 

 [注目した記事]少ない価格差

 

 全国森林組合連合会の資料(2002年4月)によれば、たとえば住宅の柱に使う国産材のスギは1本(長さ3000ミリ×幅105ミリ×厚さ105ミリ、熊本県産)当たり2550円、外材のホワイトウッド(寸法同)は2320円で、差はわずか230円。土台に使う国産ヒノキは1本(長さ4000ミリ×幅120ミリ×厚さ120ミリ、高知県産)当たり7560円で、外材の米ヒバ(6630円)との価格差は1000円以下だ。

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